英語を読めるだけでは仕事にならない ビジネスパーソンの英語学習法(その5)

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素早く答える訓練を

Part4は、まず会議の議題や日程、セミナーのスケジュールや案内文などの英文資料が、パソコン画面に表示されます。 続いてその英文資料に関する英語の問い合わせが、電話でかかってきたという設定で、音声として流れてきます。

音声は「This is James Morgan. I would like to attend your seminars, but I have few questions I would like to ask first.(私はジェイムズ・モーガンと申します 。御社のセミナーに参加したいのですが、その前に2、3質問させていただきたいことがあります)といったものです。

その後、「(What time do the seminars start and end?(セミナーの開始時間と終了時間は?)」「How much does it cost?(費用はいくらですか?)」「I can’t attend the whole day but could you tell me what the subject is and who the lecturer is for the seminar in the morning?(全部のセミナーは受けられないのですが、午前中の講師と議題について教えてください)」といった具体的な設問が3つ音声で流れてきます。

これに対して受験者は、セミナーを主催する企業の一員になったつもりで、資料を見ながら答えを吹き込んでいきます。最初の2問の解答時間は15秒、3問目は30秒となります。

最初に英文の資料が表示されてから英語の音声が流れるまでの間には、資料を読み込む時間として30秒の間が空くようになっています。また英文資料はPart 4が終わるまで(3問目の答えを録音するまで)ずっと表示されています。しかし具体的な設問の音声が3つ流れる際は、考える時間は与えられず、ピーという音が聞こえたらすぐに回答を言わなければなりません。

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