カープがこれからも勝ち続ける「7つの理由」 ぐっちーさんが広島の強さを数字と心で検証

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

しかし、まさに 貧乏がキーワードの球団はそれでもひるまなかった。なにくそ、という気持ちでカネによる獲得競争をすることなく(したくてもできなかった・・涙)、それでもどうやったら勝てるか、という道を究めて行った。そして他球団が目をつけないような新人選手を、地道に発掘、していったのです。

ちなみに、カープの年収1億円以上の選手は……

黒田 6億円
ジョンソン 1.5億円
エルドレッド 1.25億円
ルナ 1.2億円
石原 1億円

のたった5人。しかもそのうち3人は外国人選手なので、事実上2人です。

対してジャイアンツは内海の4億円を先頭に、1億円以上の選手数が15人(うち外国人5人)、ホークスはサファテの5億円を先頭に14人(うち外国人2人)となっており、もうその差は歴然。まさに発掘と育成で勝ちぬき、その育成期間をファンが温かく見守るという関係から生まれるカープならではの伝統なのです。松田オーナーもこの点だけは譲れない1点だったとインタビューで答えられています。

逆指名廃止とマツダスタジアムが復活の「のろし」に

そして転機が訪れたのは2007年から実施された希望球団枠(いわゆる逆指名制度)の廃止と、何と言っても2009年のマツダスタジアムのオープンでしょう。それまではカープがドラフトで指名しても、あまりにもぼろいスタジアムと酷い練習環境に抵抗を示す選手は少なくありませんでしたが、今や熱狂的な広島の街で、ファンの声援を背に、あの見事なマツダスタジアムで野球をやってみたい、という高校生や大学生は少なくありません。

また、「カープ女子」という言葉が良く使われますが、やはりマツダスタジアムの役割は極めて大きいと思います。若い女の子でも楽しめる空間がそこには用意されています。そして、ボールパークとしても日本では特筆すべきクオリティーを維持していることは、行って頂ければわかります。

次ページ外国人選手に「はずれ」がない理由
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事