プロ野球監督も管理職も、評価が雑すぎる!

緻密に評価される選手や現場社員とは大違い

勝っても負けてもその采配ぶりやコメントがメディアで頻繁に紹介される、プロ野球監督の人事評価を考える(撮影:今 祥雄)

秋はスポーツ観戦を楽しめる時期。サッカーもいいですが、たまにはプロ野球観戦はどうでしょうか?

セ・リーグでは広島カープがリーグ優勝、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズの優勝争いで大いに盛り上がっています。おいしいビールでも飲みながら、球場に足をのばしてみたいものです。

プロ野球はTVの地上波で視聴率が稼げない……と揶揄する意見もありますが、入場者数は増加傾向、地元TVに限定すれば高視聴率で人気は上昇中です。やはり、日本で野球が普遍的に注目度の高いコンテンツなのですね。

プロ野球チームのひとつの顔となるのが監督。勝っても、負けても、その采配ぶりやコメントがメディアで頻繁に紹介されます。さらに「由伸(高橋)ジャイアンツ」などと、チームの旗頭として世間の注目を浴びる存在でもあります。

その監督は、ビジネスの世界であれば中間管理職にあたります。監督の上には、上司としてGMや球団代表、球団オーナー、さらに親会社の役員陣がいます。監督の給与はそうした上司陣に評価されて決まるものでしょう。続投したいと思っていても「お疲れ様でした」と上司に言われればあきらめるしかない、このあたりも中間管理職と似ています。

では、何を評価基準に彼らの続投や退陣といった人事は決まるのでしょうか?今回は監督の人事評価を考え、そこから職場の管理職の人事評価についても考えていきたいと思います。

統計との親和性が高いスポーツ、野球

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野球は、統計との親和性が高いスポーツです。元々バッターのよし悪しを「打率」「ホームラン数」、ピッチャーについては「防御率」「勝利数」という指標で測って、選手の評価を数値化する習慣などがあります。こうした数値はマスコミが《大谷翔平投手は20勝できるか?》など記事化するので一般的な認知度も高いですよね。

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どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。