カープがこれからも勝ち続ける「7つの理由」 ぐっちーさんが広島の強さを数字と心で検証
最後に今年のカープがどれだけ強かったか、と示すデータを少々。9月12日現在ですが、打率、本塁打、盗塁、防御率でリーグトップにたっており、これをすべて制覇するのはセリーグ史上初。すごいことです。
さらにホーム、つまりマツダスタジアムにおける勝率は現時点でなんと7割2分3厘、47勝18敗1分けと圧倒的な数字で如何にカープファンの後押しが勝利に直結しているかがわかります。これぞカープなのです。因みに、優勝を決めた対巨人戦の広島における平均視聴率はなんと60.3%! 瞬間最高では71%というとんでもない数字で、ほぼすべての広島市民がこのゲームをテレビで見ていたと言っても過言ではないでしょう。
今センターでレギュラーを取っている丸選手は千葉県出身で、カープに入団して初めて広島に来て、町中がカープグッズであふれ、カープのユニフォームを着た人が普通に歩き、コンビニに行けばカープグッズが山積みになっている……この光景にびっくりしたそうです。こんな野球チームがあったとは!ともう、その時点で自分はカープファンになったというのですから、まさにカープは広島市民の球団なのです。
そして今年は逆転のカープとも言われ、82勝のうち、なんと42勝が逆転勝ち。さすがに、こんなことは滅多に起きませんね。
カープがこれからも強い「7つの理由」
今回のスペシャルコーナーのまとめとして、カープがこれからも強いと言える理由をあげておきます。①選手を自前で発掘し育成する力。そしてファンはそれを知りつつ、過程を楽しむ力②元カープ選手だった外国人スカウトの目利き力③決して相手を貶めない応援力④広島人の心意気⑤放映権だけに頼らない松田オーナーの経営手腕⑥「若社長」「中堅役員」「平成の若者社員」というバランスの取れた構成で、責任感のある「中堅役員」が若手を「背中」で引っ張る人間力⑦マツダスタジアムと、若い世代だけではないカープ女子の力・・ときりがありませんが、一応7つあげておきましょう。
ということで、次は日本一をめざしてぜひ頑張ってもらいましょう。
日本一をとった暁には、またこのコーナーにてお会い致しましょう!
お別れに、応援歌「それいけカープ」をお届けいたします。
この応援歌は作詞家の有馬三恵子さんによるもので、有馬さんは広島出身でおられますが、南沙織の名曲、17歳の作詞家と言えば、年配の方はお分かりになりますでしょうか。およそ応援歌を作詞するような方ではないのですが、広島愛で作詞を引き受けたそうです。
カープファンはこの歌を聴いただけでもう涙が出てくる、まさに名曲であります。相手の事を一切貶めず、ひたすら自らの志を謳い、まさにカープとそしてファンの気持ちがすべて表現されているこの格調の高いこの歌詞と共にお別れいたしましょう。因みにこの歌詞を打ち込みながら、涙が出てきました……。
カープ カープ カープ 広島
広島 カープ
空を泳げと 天もまた胸を開く
今日のこの時を確かに戦い
はるかに高く はるかに高く
栄光の旗を立てよ
カープ カープ カープ 広島
広島 カープ
勝ちにいくのが 選ばれた者の運命(さだめ)
一投一打が勝負のすべて
闘志をつくし 闘志をつくし
今ここで花と咲けよ
カープ カープ カープ 広島
広島 カープ
鍛え抜かれた 精鋭の技と力
その意気愛して 見守るわれらの
あしたへ続く あしたへ続く
きりのない夢であれよ
カープ カープ カープ 広島
広島 カープ
晴れのあかつき 旨酒を酌み交わそう
栄冠手にする その日は近いぞ
優勝をかけて 優勝をかけて
たくましく強く踊れ
カープ カープ カープ 広島
広島 カープ
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