JRの新車両はここが違う! 私が感じたデザイン、乗り心地の違い

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小

企業同士、あるいは製品同士を何かにつけて「ライバル対決」の構図に持っていくのがマスコミの悪い癖。読者の興味を引きやすいし、ストーリーも組み立てやすい。ネタに困ると、つい安易な「ライバル対決」に走ってしまいます。勝手にライバル関係にされてしまう当の企業にとってはいい迷惑でしょうが。

JRのライバル関係?

最近でいえば、JR東日本とJR東海が相次いで投入した新型新幹線が「ライバル関係」になりました。3月16日に営業運転を開始したJR東日本の新幹線E6系は、著名デザイナーの奥山清行氏の手による真紅のデザイン。外観からして、いかにも「速い」という印象を与えます。

一方のJR東海は2月8日に営業運転を始めたN700A。現在の主力であるN700系を進化させ、地震時のブレーキ距離を大幅に短縮したり、ダイヤが乱れた場合に速やかに回復させる定速走行装置を導入したり、カーブ区間の乗り心地を快適にする車体傾斜装置の適用区間を拡大するなどレベルの高い技術を採用しているとのこと。

次ページ新車両の乗り心地は?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT