小売業はイオンとセブン&アイの激突
小売業はトップのイオン(519.5点)と2位セブン&アイ・ホールディングス(509.0点)の争い。財務得点はセブン&アイが上回ったが、環境得点でイオンに離された。3位の髙島屋(451.6点)は2位セブン&アイから60点近く下回る。小売り2強が一騎打ちという形だ。
不動産業のトップは三菱地所(479.4点)。2位三井不動産(442.7点)、3位野村不動産ホールディングス(427.8点)と続く。全体的に人材活用が低い。障害者雇用率、有休取得率、女性活用などで遅れている企業が多く、不動産業全体の課題といえそうだ。そんな中、4位のヒューリックは人材活用82.3点と高得点だった。
サービス業はNECフィールディング(477.9点)がトップ。国内最大級のコンピュータ保守会社の同社はBtoBビジネスが基本だが、幅広いCSR活動に取り組んでいる。特に企業統治+社会性は91.4点と高得点となった。以下、2位電通(453.4点)、3位楽天(439.1点)と続く。なお、ファーストリテイリングは回答なしのため対象外。
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