電気機器で高水準な戦い、金融は保険強し 2013年版「 CSR企業ランキング」業種別トップ20

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総合上位常連のソニーは今回もトップ

鉄鋼/非鉄金属/金属製品はトップの住友電気工業(518.3点)が頭一つ抜け出た形。水処理膜、スマートグリッド関連製品といった環境ビジネスの取り組みなどで環境得点は90.4点と高い。以下、2位LIXILグループ(483.5点)、3位フジクラ(479.3点)と続く。鉄鋼大手は4位の新日鐵住金(468.9点)が最高で、8位神戸製鋼所(445.9点)、9位JFEホールディングス(445.8点)と振るわなかった。

機械は三菱重工業がトップ(532.4点)。新卒社員の定着率の高さ、女性社員の勤続年数の長さ、障害者雇用率の高さなどで人材活用は94.9点と高得点。企業統治+社会性90.7点も加わり高評価となった。2位コマツ(527.1点)は高得点ながら人材活用84.8点などで三菱重工に及ばず。3位はダイキン工業(520.3点)だった。

電気機器/精密機器はソニー(546.3点)がトップ。総合上位常連だが、近年財務状況の悪化で11年の2位から順位は徐々に低下しているが業種トップは守った。以下、2位富士通(542.2点)、3位東芝(541.9点)、4位NEC(540.7点)、5位富士ゼロックス(540.1点)までが総合10位内。20位の日本電産、セイコーエプソンでも総合87位(486.3点)という激戦業種だ。

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