アベノミクスとは、現金の価値が減ること

これからの資産運用のキーワードは「ためふや」

コツコツ投資を説く「草食投資隊」の地道な活動が、いま実り始めている(セゾン投信社長中野晴啓さん(左)、レオス・キャピタルワークスCIO藤野英人さん(中)、コモンズ投信会長渋澤健さん(右)

草食投資隊をフォローせよ!皆さん、フォローしてくれていますか?今回も前回(→記事はこちら)に引き続き、アベノミクスを真剣に考えます。今回は、アベノミクスが成功するためのポイントに加え、私たちは何をするべきなのか、などについて話し合いました。

渋澤:前回、藤野さんは「アベノミクスはチャレンジする人にとって良い社会を築くこと」って言ったよね。

アベノミクスとは、行動する人に報いるもの

藤野:そうです。前回も言いましたが、デフレの何が悪いのかというと、何もしない人が潤うということですよね。もう少し、突っ込んで言うと、既得権益者や役人のように、挑戦しなくてもいい社会の中で生きている人たちにとって、デフレは非常に都合がよかったわけです。投資ではなく、預金をする人にも、それは当てはまります。

これに対して、アベノミクスは行動する人に報いるものですから、自分のビジネスを大きくしようと努力している人たちや、預金ではなく投資をしようとしている人たちに対して、そのチャレンジに応じた見返りがある社会を創っていこうというものです。平たく言えば、ひとりひとりが少しでも給料を上げるために行動する社会、ということになります。

次ページいままでは何もしていない人が一番得をしたが…
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 本当に強い大学
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「満足度No.1」は本当か<br>英語コーチング広告で紛糾

近年急拡大し伸び盛りの英語コーチング業界が広告・宣伝のあり方をめぐって真っ二つに割れています。大手プログリットの広告に対し、同業他社が猛反発。根拠薄弱な宣伝文句が飛び交う、ネット広告の構造問題に迫ります。

東洋経済education×ICT