「会社四季報プロ500・春号」が選んだ注目銘柄×今期の純利益増加率が高い企業トップ50 利益拡大で株主還元期待も高まる

✎ 1〜 ✎ 491 ✎ 492 ✎ 493 ✎ 494
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

『会社四季報プロ500』は国内で上場している3900社弱の中から、株価や業績面で有望だと考えられる500銘柄を厳選して掲載している。今回は、3月18日に発売となった『会社四季報プロ500』2026年春号に掲載した厳選500社の中で、今期純利益の増加率が高い企業順にランキングでまとめた。

純利益は、企業が売上高から人件費などの費用や税金などを支払ったうえで、最終的に残る儲けだ。貸借対照表に利益剰余金として蓄積されて配当原資となる。純利益の水準が高まっていく企業では株主還元の拡大が続く期待が大きい。

1位は構造改革進める物流大手

『会社四季報プロ500』2026年春号に掲載した500社で今期の純利益増加率がもっとも高かったのは、NIPPON EXPRESSホールディングス(9147)

会社四季報プロ500 2026年 春号
『会社四季報プロ500 2026年 春号』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

日本通運を中核とする世界的総合物流企業の持株会社で、22年から現体制となった。路線トラック、港湾運送、法人向け主体の引越し、航空貨物など幅広く展開し、国内は自動車や半導体、医薬関連を軸に3PL(物流一括受託)に注力し、海外では米国や中国、ドイツ、シンガポールなどに拠点を持つ。

26年12月期の会社計画の純益は600億円で、前期実績の26億9300万円から約22.3倍に急膨張する見通しだ。四季報春号も会社計画に合わせた予想となっている。

純益が急増する主な要因は、前期に発生した欧州事業ののれん減損約594億円の影響がなくなることにある。ただ、それに限らず事業の実態においても国内で価格改定や外注費の削減で採算改善を見込んでおり、海外でもアジアを軸に運送需要が下期に回復する見通しだ。四季報では来期の2027年12月期も純利益の拡大が続く予想を立てており、今期の業績進捗に目を配りたい。

次ページ2位、3位は…
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事