ポケGO「新機能」で最強ポケモンを見つける技 「評価」の違いに着目して絞り込む!

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さて、高い「個体値」のポケモンを絞り込んだ後は、「進化」、そして「強化」となるのですが、そこで着目すべきポイントが2つあります。1つ目はポケモンの「レベル」です。ポケモンの画面の上に分度器のような目盛りがありますが、これがポケモンの「レベル」を表しています。このレベルは進化後も引き継がれ、レベルが高いほうが高いCPが出ます。

一般的に同じポケモンであれば「CPが高い」ポケモンのほうがレベルが高いわけですから、進化後のCPも高くなり、強化をする際に必要な「ほしのすな」はレベルの低いポケモンを進化させた場合より、少なくて済みます。

ですから、「ほしのすな」が潤沢にあるわけではなければ、高いCPのポケモンを進化させたほうが、短期的には戦力増強になります。なお、ポケモンが成長するのは目盛りの最大値までなので、同じCPであれば目盛りが最大から遠いほうが潜在能力が高い、ということも覚えておいたほうがいいでしょう。

個体値の差よりやっぱり「わざ」が重要

このイーブイは個体値性能は申し分ないものの、進化後に膨大な「ほしのすな」が必要になる

2つ目のポイントは「わざ」です。このゲームは、個体値の性能の上下幅よりも、「わざ」の性能の上下幅が多く設計されています。

すでに長時間費やしているプレーヤーは「最強のポケモン」を手に入れるために、現在のCPにとらわれず、個体値のレートが限りなく100%に近く、かつ進化後の「わざ」も厳選されたポケモンを育てます。

一方、一般的なプレーヤーが「地域最強」程度のポケモンを作る場合には、ある程度の個体値の絞り込みをしたうえで、その中で比較的高CPのポケモンを複数進化させ、その後ランダムに割り振られる「わざ」の結果がいいポケモンを育てるのがいちばん効率のいい「選択と集中」になるのではないかなと思う次第です。

さて、CP140超え、CPレート100%のコイキングを探しにこれから目黒川に出掛けてきます。

世永 玲生 GMOインターネット特命担当、ゲームデザイナー

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よなが れお / Reo Yonaga

ソニー・ミュージックエンタテインメント、セガ、キューエンターテインメントを経て2010年から現職。2009年に自身が企画した「Matrix Music Pad」がアップルの年間ベストアプリに選出されるなどの実績を持つ。英App Annieが選ぶ日本のTOP10デベロッパーに個人チームで唯一選出される。鈴木みそのマンガ「ナナのリテラシー」に登場する天才ITコンサルタント山田甚五郎のモデル。元ファミ通殿堂入りゲームデザイナーの視点からの各種分析記事には定評がある。※記事は筆者の個人的見解であり、所属組織を代表するものではありません

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