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人事担当者に求められる能力、仕事とは? 人事担当者アンケートから見えてきたもの

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経営メッセージは、あまり人事に浸透していない?

人事は経営者に最も近い部署だ。経営者のメッセージや考えを深く理解し、人事施策に反映しなければならない。そこで経営者メッセージの人事部門への浸透度を聞いてみた。

企業規模別では「とても浸透している」は、「1001名以上」で13%だが、「301名~1000名」では9%と減り、「300名以下」では20%と高くなる。中小規模では経営者のメッセージは人事部門に届きやすいが、少し規模が大きい中堅規模では届きにくくなり、大手では仕組みによってメッセージが届きやすくなる工夫がなされているのではないか。

最も多いのは「まあまあ浸透している」で「301名~1000名」と「300名以下」では4割台、「1001名以上」では56%と高いスコアだ。この回答がどういう意味を持っているのかを読み解くのは難しい。この設問に限らず「まあまあ」という言葉に対する回答ではプラスバイアスがかかることが多く、「問題があることはあるのだが、まあまあ浸透しているといえるだろう」と回答する人が多いと思われる。

「どちらともいえない」も「あまり浸透していない」「全く浸透していない」に近いニュアンスを持っている可能性がある。

そのように読むと、はっきりした回答は「とても浸透している」だけで、経営者メッセージの浸透に自信を持っていない企業が多いのではないだろうか。

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【そもそも人事部門の役割とは】

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