日銀新総裁、黒田氏の3つの選択肢

国際派財務省OBの手腕が試される

答えは黒田東彦(はるひこ)アジア開発銀行総裁だった。

2月28日、政府は日本銀行総裁に黒田氏、副総裁には岩田規久男学習院大学教授と中曽宏理事とする人事案を示した。衆参両院で過半数の同意を得れば、3月20日に黒田日銀が発足する。

デフレ脱却に向けた「アベノミクス」3本の矢(金融政策、財政政策、成長戦略)の一翼を担う日銀トップ人事は、注目の的だった。

現副総裁2人の任期は3月19日。白川方明総裁が4月の任期満了を待たず、副総裁退任に合わせて辞任する意向を示して以降、次期総裁人事の報道がヒートアップする。22日の会見で日銀人事について問われた甘利明経済再生担当相は、「(報道で)10人ぐらい名前が挙がったので、たぶんその中の誰かではないか」と言及していた。

次ページ日銀に批判的な2人
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • 最新の週刊東洋経済
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT