高い専門性、憧れのスゴいセンパイに囲まれた、成長をさせてくれる環境……選ばれし一握りのエリートじゃないと実現できないキャリアです。まるでジャニーズのアイドル。でも現実はジャニーズに入れないオトコがほとんど、一握りのエリートにはなれません。デキないゆとりオトコは、身の丈に合わないエリート・キャリアの「ジャニーズ思考」に自分を置いてしまい、自信を持てなくなっていました。
AKB・お笑い芸人に通じる自己観察
デキるひとにキャリアプランを伺うと、選ばれし「ジャニーズ思考」と違う考え方を持っていることがわかります。ジャニーズというよりAKBやお笑い芸人に近い、自分に自信を持つ考え方です。
① 今、ムテキになれること
今持っていない「専門性」は気にしない。小さいことでも良いので仕事で「こんな時、私は無敵」なシーンを思い出す。たとえば周りは顧客の依頼どおりこなすけど、私は顧客と話して対案を出します。時間がかかるけど手戻りが少ないですと答えた営業女子がいました。専門性はないけれど、顧客との接点や信頼関係で無敵。そのスタイルで彼女は自分に自信を持っていました。
② センパイは「いつか超えてやるっ」存在
デキるひとにも影響を受けたり尊敬するセンパイがいます。デキないゆとりオトコと違うのは、盲目的に崇拝しない。起きる時間や読んでる本をまねするのではなく、いつかこの人を超えてやるっと思う目標にしていました。
③ 今の仕事のムダは、いつかつながる
スティーブ・ジョブズが過去の経験の点と点を「後から振り返って」キャリアにつなげる重要性を語っています。デキるひとは一見ムダな仕事に対して、いつか何かにつながるはず!と積極的にムダな経験を買ってでる傾向が強いです。
今この場所で自分がムテキになれることを自信の糧にする。センパイはいつか超えてやる。今やらされてるムダをいつか自分のキャリアにつなげてやるっ。一握りのエリートじゃないけれど、自分の立ち位置をしっかり定める思考が、デキるひとの自信につながっているようです。
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