「在宅勤務」はむしろ従業員に厳しい制度だ

使う側には「覚悟」も必要になる

語弊を恐れずに言えば、会社員時代は、どんな時もとにかく出社すれば、「仕事している」ことにはなり、一定のお給料はいただける。でも在宅で仕事をしているとき、会社は「成果を出す前提で出社しなくていい」と言っているわけですから、実際に仕事をしているかどうかとかどんなプロセスで取り組んでいるかではなく、「成果」だけを見ればよいということでもあると思うのです。それは、働く人にとって、出社前提の勤務体系よりずっとずっと厳しい世界であり、覚悟が必要なことでもあります。

意地悪な言い方かもしれないけれど、会社はある程度環境整備に投資をした後は、働く人と「成果」を真ん中においたコミュニケーションをしさえすればよく、最終的にはマネジメントやそれに伴うコミュニケーションのコストが削減できる、ということでもあるのかもしれません。

プロフェッショナルとしての覚悟はあるか

起業して働く私と、在宅勤務で働く人の経験を一緒にしてはいけないのかもしれません。ただ、似た雰囲気で働く中では、「成果を出すことにコミットし続けられるか」「自己コントロール力・意志のチカラがどれだけ強いか」といったある意味プロフェッショナルな人に向いている働き方だな、と実感しています。

私はまだまだ修行中。新しい働き方としてトライし、変化に対応していくことはとても重要だと思います。だからこそ、あなたも、あなたが権利を取得できるようになったときに、スムースかつ覚悟をもってトライできるよう、先に権利を取得するオトナの先輩たちを観察し、会社の対応をよくよく注視していくべきでしょう。そのための期間と考えて、自分を鍛えておくといいのでは?

在宅勤務というこの新しい働き方が、様々な人の知恵や工夫によって、より多様になっていくと本当に素敵だと思います。でも、「働く人に優しい」という面だけではなく、「働く人によりプロ意識を求める」という側面にも目を向け、その両面から自分に合っている働き方なのかどうか、考える必要はあるかなと思っています。

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