墓場まで秘密をもっていく覚悟があるでしょうか。これは簡単なことではありません。
最後はあなたのご判断となりますが、私は、例えすぐに家庭が壊れることになろうとも、夫にすべてを打ち明け、今後を話し合うことをお勧めします。あとになるほどウソがウソを生み、問題が複雑になるだけです。今のままで健全な家庭作りと健全な育児ができるとは思えません。
夫君の出方次第では、次女が自分の子どもではないという嫡出否認訴訟や、次女の実父である人への次女の認知訴訟などが起こる可能性があります。ただ、あなたがこれらを放置すればするほど傷口は大きくなり、問題は複雑化します。せめて、あなたの責任で整理できる地点までは持っていくべきです。
責任の伴わない愛は、詐欺師の戯言だ
そのことで起こるさまざまな不都合なことがあるでしょう。しかし、それは正面から受け止めてください。嘘を重ね、罪の上積みをしていく行為は、結局はあなた自身を縛ることになるのですから。
末筆ながら、今年は著名人の不倫がずいぶん取りざたされることが多い上半期でした。驚くのが、責任がまったく伴わないようなその場限りの「愛情」あふれる男性の言葉に酔いしれ、その男性に執着する女性が多いことです。
そんな方々に、行動・責任の伴わない愛など「単なる詐欺師の戯言」だと強調し、本コラムを結びたいと思います。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら