不倫相手の子を出産、今後どうすればいいか 大好きだった不倫相手とは音信不通に…

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墓場まで秘密をもっていく覚悟があるでしょうか。これは簡単なことではありません。

墓場まで持っていくか、夫に打ち明けるか・・・(写真:KY / PIXTA)

最後はあなたのご判断となりますが、私は、例えすぐに家庭が壊れることになろうとも、夫にすべてを打ち明け、今後を話し合うことをお勧めします。あとになるほどウソがウソを生み、問題が複雑になるだけです。今のままで健全な家庭作りと健全な育児ができるとは思えません。

夫君の出方次第では、次女が自分の子どもではないという嫡出否認訴訟や、次女の実父である人への次女の認知訴訟などが起こる可能性があります。ただ、あなたがこれらを放置すればするほど傷口は大きくなり、問題は複雑化します。せめて、あなたの責任で整理できる地点までは持っていくべきです。

責任の伴わない愛は、詐欺師の戯言だ

そのことで起こるさまざまな不都合なことがあるでしょう。しかし、それは正面から受け止めてください。嘘を重ね、罪の上積みをしていく行為は、結局はあなた自身を縛ることになるのですから。

末筆ながら、今年は著名人の不倫がずいぶん取りざたされることが多い上半期でした。驚くのが、責任がまったく伴わないようなその場限りの「愛情」あふれる男性の言葉に酔いしれ、その男性に執着する女性が多いことです。

そんな方々に、行動・責任の伴わない愛など「単なる詐欺師の戯言」だと強調し、本コラムを結びたいと思います。

ミセス・パンプキンの著作『一流の育て方』は3カ月で15万部を突破するベストセラーになりました。また、7月29日にはミセス・パンプキンの息子であるムーギー・キム氏の最新作『最強の働き方』が本屋に並びます。こちらもお見逃しなく!

 

ミセス・パンプキン 『最強の人生相談』『一流の育て方』著者

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立命館大学卒業。ビジネスパーソン向けの家庭問題・人間関係・人生相談の専門家として、東洋経済オンラインで2012年より執筆。最新刊は『最強の人生相談』(東洋経済新報社)。息子であり、『最強の働き方』(東洋経済新報社)の著者であるムーギー・キム氏との共著に、『一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』(ダイヤモンド社)がある。ミセス・パンプキンへの相談は、こちらのメール、あるいは相談受付サイトで受け付けています。なお相談件数多数につき、過去に類似する相談があった場合には取り扱いません。ぜひ、これまでの連載をご参照ください。男性からのご相談も歓迎しております!

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