デキないオトコはプロセスの「技」にこだわり、デキるひとはゲーム感覚や表現を工夫する。両者のエクセルのちがいは、相手にどうアウトプットするかという意識の差にあるようです。
最後に、デキるひとがエクセルで超効率的で分かりやすくアウトプットする裏技をご紹介します。それはエクセルが得意なDFDNオトコを使うこと。プロセス変革には①やめる ②順序の変更 ③自動化 ④誰かに任すの4つのお作法があります。デキるひとは④誰かに任すのお作法でエクセルの入力や分析集計作業を他人に振って、全体的に効率化する裏技が得意です。
複雑なことをいかにシンプルに見せるか
DFDNオトコにエクセル作業を振るポイントは、どれだけ自分がスゴくて頼りにされているかを認識させモチベーションをアゲること。最も簡単で効果的なお作法は「称号」です。自尊心を満足させるセンスのよいネーミングが称号のコツ。3つの領域を褒める称号が効果的のようです。
• 技を褒める:「~君マジック」、「~さんの無双マクロで……」
• ツールを褒める:「~さんフォーム」、「~君ツール」
エクセル「技」を身につけるより技の得意な他人に任せて、より重要な分析結果やアウトプットを考える時間をつくる。チームの生産性が高くなるのもデキるひとのエクセルの特徴です。
デキないオトコはエクセルの技にこだわり、複雑な過程をそのままコピペ。デキるひとは分かりやすいアウトプットにこだわりシンプルに見せることを重視する。エクセルを使った仕事は、複雑なことをどれだけシンプルに見せるかという、仕事の本質的な側面が問われます。複雑なことをシンプルにする大事さ。ある数学者の一言を思い出します。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら