デキないオトコの「ああ残念」なエクセル技 VLOOKUP、ピボットに頼るほどダメ資料に

✎ 1〜 ✎ 33 ✎ 34 ✎ 35 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
① 管理にゲーム感覚
デキるひとはエクセルの管理表にゲーム的要素を加えて、みんなが使いたくなる2つのしかけを用意します。

 

(1) ターゲット
資料で注目すべきターゲットを視覚的に絞り込みます。タスク管理表の場合、期日が近いものだけを表示するか、終わったものはグレーアウト。期日順に並び替えするなどして目線を集中する工夫です。

(2) クリア
ターゲットの達成状況をゲーム風に表現。IF関数でタスク完了日を入れると笑顔マークが出たり、タスクが終わった瞬間に条件付き書式でパッと色を変えたり。仕事のターゲットをクリアする気分を盛り上げる工夫です。

デキるひとは裏技も持っている

② 分析、集計に表現
デキるひとは分析・集計の結果を分かりやすいアウトプットで表現します。関数やピボットの「技」より資料の価値をアゲる工夫です。

 

(1) 7±2制限
表はシンプルに。一度に人間の注意が届く対象は7±2個と言われます。項目をなるだけ集約して集計表を5〜9のマス目に制限して分かりやすさを追求する工夫です。

(2) 罫線技と数値技
罫線や数値の見せ方は分かりやすさに大きく影響します。集計や分類別で罫線を変える。計算結果がエラーやゼロの数値は非表示にしてデータを際立たせる。エクセルは表示形式を「0;−0;」と設定すると自動的にゼロが非表示に。デキるひとのさりげない工夫です。

次ページその手があったか
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事