「やんちゃ坊主に悩む親」に教えたい発想転換 男の子は、育てにくい子ほど良く伸びる!

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わんぱくすぎる息子でも、しかりすぎは禁物です(写真:マハロ / PIXTA)

良い性格、悪い性格なんてものはない

いきなりですが、おめでとうございます!

男の子、しかもちょっとクセのある「育てにくい子」を授かったみなさんは、選ばれし親です。神様から「この人なら大丈夫」と見込まれ、普通の人にはつとまらない大役を任されたのです。大変でしょうけれど、この際、名誉なことだと思ってください!

しかしあまりに元気のいい男の子のママからはときどき、「ハズレくじを引いた」なんてセリフを聞くこともあります。でも、そのくじ、もう一度よーく見てください。じーっと観察すると、「ハズレ」ではなく「大アタリ」に見えてくるはずです。

がんこ、わがまま、甘えん坊……。「この子のこの性格、なんとかならないかしら?」と思うことも多いでしょう。もともと良い性格、悪い性格なんてものはありません。なんらかの性格的な特徴が、良いほうに発揮されれば長所となり、悪いほうに表れれば短所になる。それだけのことです。

それなのに、悪いほうに表れたところばかりに注目し、その特徴自体を弱めようとしてしまうと、せっかくのその子らしさが台無しです。特徴を弱めるのではなく、親の見方をそのまま180度転換すればいいのです。

そんなふうにわが子に対する見方を変える「男の子のママのためのポジティブ変換テクニック」を、拙著『育てにくい男の子 ママのせいではありません』の中から一部紹介しましょう。

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