「スーツやコートの裏地に刺繍がしてある」
これは意外だと思われた方も多いのではないでしょうか?「名前など刺繍がしてあると、そのスーツを大事にしているんだなって、ほほえましく思う」「刺繍をする人って、細かいところまで愛情を配れる人だと思える」など驚きの好印象なのです。さあ、今すぐにあなたも刺繍を入れてもらいにテーラーに!?
このようにファッション・身だしなみというのは乱れているところほど、よく目についてしまうものだと思います。しかし、それに輪をかけて女性部下はあなたのことをよく見ているということなのです。
「女性は細かい」とぼやく前に……
もともと女性の方が男性よりも非言語的情報(身振り、姿勢、表情、視線に加え、服装や髪型、声のトーンや声質など)に敏感であると言われています。ケンブリッジ大学の心理学・精神医学教授サイモン・バロン=コーエン氏は、著書『共感する女脳、システム化する男脳』の中で、「女性の方が相手の表情を読み取る能力が高い」と説いています。
つまり女性の鋭い観察眼は、持って生まれたものであり、このような能力は、良くも悪くも対人関係を円滑に進めるために、とても必要なものだと私は思うのです。
これをお読みになっている男性上司、男性社員の皆さん。「女は細かい」などと疎ましがらずに、うまく操縦することをオススメします。あ、そのためにも清潔感を大切に、不快感を与えないよう配慮して、NGポイントをOKポイントに変え、素敵な男性上司になってくださいね。
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