LINE1億人突破、次はフェイスブック超え 2013年は北米、ヨーロッパにも注力

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

こうしたサービスは基本無料だが、一部のサービスは有料で、購入する際にユーザーは「LINEコイン」という仮想通貨を購入し、決済する必要がある。LINEチャンネルでは、現在24タイトルの連携アプリをリリースし、累計1億件超のダウンロードを記録している。

外部企業との連携も課題

ところが、森川亮社長が「国内外のパートナーから、『偉そうじゃないか』と厳しいおしかりの声をいただいた」と言うように、NHN Japanのプラットフォーム戦略は、今のところ外部企業との連携がうまくいっていない。「LINEのコアバリューを生かすに当たり、NHNが主導権を握りサービスを選択している」(舛田執行役員)ためだが、今後は収益源と見込むゲームを中心に、外部パートナーのサービスをいかにスムーズに受け入れていくかが、マネタイズのカギを握る。

世界挑戦の「切符」を使い、フェイスブックやグーグルなど、グローバルサービスに打ち勝つことができるか。さらなる飛躍に向け、息をついている暇も無い。

(撮影:大澤 誠)

二階堂 遼馬 東洋経済 記者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にかいどう りょうま / Ryoma Nikaido

2008年東洋経済新報社入社。産業担当や週刊東洋経済編集部の大型特集を歴任。2020~21年に会社を休職して、米国に留学(フルブライト奨学生)。帰国後は再び週刊東洋経済編集部に所属の後、解説部で米国の政治経済やテック情勢を担当。2024年7月から3度目の週刊東洋経済編集部所属。直近では「上場企業クライシス」「半導体異変」「進撃のアクセンチュア」などを取りまとめた。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事