新日本プロレスの経営改革を取材してみた グローバルエリートがリング・イン

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次週、新日本プロレス会長との独占対談

今回来日し、試合会場を見学させていただいたのだが、若い女性のファンが増えているのに驚いた。またテレビを見ていると結構真壁刀義選手などのプロレスラーが普通の番組に露出している。電車に乗ってもなんか車内広告にプロレスラーのカードゲームが宣伝されており、懐かしのビッグバンベイダーやスコットノートン、闘魂三銃士から蝶野正洋選手を除いたレスラーが広告に登場している。

また昔と違ってマイクパフォーマンスも礼儀正しくなっており、たとえば棚橋弘至選手やオカダ・カズチカ選手は見た目も今風でかっこよく、かつマイクパフォーマンスも敬語で行われる。ブロディのラフ・スタイルをベースにしている真壁選手のようなレスラーは、やはりインタビューもワイルドだが、客層・ファン層が多様な中で、各レスラーが担当するファンの市場や要望があるのが見て取れる。

以前のコラムでは今のプロレスを見ずに批判しているとのお叱りを受け、続くコラムで謝罪したわけだが、確かに新日本プロレスに関していえば提供されるサービスや経営の方法が随分変わってきているようだ。

次号以降のスペシャルレポートでは、私が先日新日本プロレス本社を訪問し、新日本プロレスの木谷会長と対談した模様を詳細にお届けしたいと思う。

ムーギー・キム 『最強の働き方』『一流の育て方』著者

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Moogwi Kim

慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、大手コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当した後、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著)など。『最強の働き方』の感想は著者公式サイトまで。

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