デキないオトコの仕事が回らないのは「周りにお願いできないから」ですが、その「周り」は大きく3つに分類できます。
1. メンバー
2. 上司、関係者
3. 依頼主
まずはメンバーへのお願いについて考えます。メンバーにお願いすることはずばりタスク、作業の分担です。デキないオトコは「オレにしか出来ない仕事をするオレ」が大好きで、タスクのお願いができません。
タスク管理にはよくWBSという工程表を使います。デキないオトコはWBS管理が上手くない。デキないオトコを観察すると、WBSの用途の「常識」に縛られてるのに気づきます。
・役割と責任を明確にする
・予定を明確にして遅延を管理する
・人手と時間(工数)が足りてるか確認する
これはデキないオトコが大好きなタスクの「見える化」。遅延や工数不足について認識するだけで、仕事を回すことにはつながりません。
デキるひとは、仕事を上手に「レシピ化」する
デキるひとのWBSはチョット違います。WBSは本来「Work Breakdown Structure」の略。つまりタスクを体系的に整理したもので、ここで言うタスクは成果物をアウトプットする作業のこと。デキるひとはWBSについて、アウトプット作業を体系的に整理した、お料理の「レシピ」みたいなものと考えてます。
デキるひとの仕事のレシピ〜WBSの用途は次の3つです。
・お料理みたいに、仕事の「つくり方」を整理する
・お料理みたいに「手伝ってもらえる」タスクを切り出す
・お料理みたいに、期限を見ながら成果物のクオリティとコスト(人手)を決める
タスクを切り出してお願いできる、デキるひと。「オレにしか出来ない仕事」に縛られてお願いできない、デキないオトコ。両者には仕事のレシピ化に大きな違いがありました。
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