「微妙な英語力」でも世界で活躍できるワケ @May_Romaが見た非ネイティブの「スゴ技」
仕事さえこなせれば、そうしたコミュニケーションの仕方についてとやかく言う人は海外にはあまりいないのです。
私はITや通信の世界に15年ほどいますが、この世界でも同じです。仕事をこなす技術屋さんたちの言葉というのは、想像以上にシンプルで、日本でせっせと英語を勉強している人たちからすると「私たち何でこんなことやっているのかしら?」という感じです。
以下は、私が実際に目にしたメールのやりとりです。
【ジュリーからペドロへのメール】
Julie
【このメールを見たペドロからジュリーへの返事】
From: Pedro
CC: Ops Manager, Recovery Team, Buda Office
どうでしょうか? 普段のメールのやりとりはこんな調子です。
特に相手が非ネイティブだと、お互い英語の文法や言い回しはあまり気にしないので、だんだんと、お互いだけの間で通じる「簡素化された英語」に変化していく場合があります。仕事ができて、意味が通じればいいので、小難しい言い回しや単語は省略してしまうのです。
だらだらと長いあいさつや説明よりも、報告や意思の疎通を明確にはかることが最優先なので、これで十分、仕事は回るのです。
最後にお伝えするのは「英語が通じないのは恥」という考え方でいいのかという点です。
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