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スペインで「アルビレックス新潟」を立ち上げ アルビレックス新潟の奇跡:第5回

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それでも、コーチなどスタッフ陣の中で「ぜひ、経験してみたい」「英語も学んでいきたい」という人材が何人か手を挙げたことで動き始め、実際に行った選手が活躍し始めました。そして、彼らが他国のリーグに行くようになり、そのうち他のチームとも連携してインターンでの派遣などもできるようになると、それがまたよい流れとなりました。

「ミスターグランパス」として名古屋グランパスエイトの顔だった岡山哲也元選手も、アルビレックス新潟に移籍後はシンガポールに所属して活躍してくれました。

そういう歴史を重ねていくことで、ポテンシャルを秘めた若い選手が積極的に取り組んでくれるようになり、11年はシンガポールのリーグカップで優勝を飾っています。これによってますますメジャーになっていくわけで、こういうキャリアもあるんだということが若手選手にも浸透しつつあります。

――シンガポールでは見事な成功例を築いたわけですが、今後の動きとしてはどんな構想がありますか?

新しいチャレンジとして、スペインにアルビレックス新潟バルセロナを展開しています。南米大陸も含めてスペイン語圏というのは非常に広く、英語や中国語と並んでグローバルな言語です。そういった意味ではスペイン語圏に進出するというのは、語学はもちろん文化なども含めて身につくものは大きいと思います。

サッカーの競技人口というのはすごく多いものの、ケガをしたり挫折したりして、プロの選手になることができるのはほんの一部です。そして、その後みんながみんなサッカーの世界で生きていくとは限りません。

サッカー通じてグローバル人材育成

だから、好きなサッカーを通して国際感覚を養ったり海外経験を積むことで、将来的にビジネスの世界で飛躍できる人材を育成するという側面もあります。ましてや、海外に行く日本人が少なくなっている現状ですから、その1つのきっかけにもなればいいと思っています。

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