6月の大敵、心身をむしばむ「湿邪」の撃退法

余分な水分が体から抜けにくくなると…

この時期の「じめじめ湿気」は、体だけでなく、心にも影響します(写真: aijiro / PIXTA)

今年も梅雨シーズンが到来しましたね。この時期は、雨の日は当然のことながら湿気に悩まされ、一方晴れた日は真夏なみの猛暑に悩まされ……。温度や湿度、気候が毎日くるくる変わるので、1年で最も体調管理が難しく、特にむくみやすい時期と言われています。

太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出された二十四節気では、この時期は「芒種(ぼうしゅ)」「夏至(げし)」と呼ばれます。「陽気」を消耗し、心も体も疲れやすいとされる季節を、旬の食材を活用しながら乗り切りましょう。

やる気ゼロ…心の不調も「湿邪」のせいかも

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梅雨時期は雨が降らなくても連日湿気が多くなりますが、東洋医学の世界では、この湿気によって引き起こされる不調を「湿邪」と呼びます。

特に胃や脾臓(ひぞう)などの消化器官が影響を受けやすく、代謝が落ち、体から余分な水分が抜けにくくなります。その結果、食欲不振、消化不良などを起こし、食べたものがエネルギーとなりにくく、疲れやすくなったり、むくみやすくなったりします。

またこの湿気は、身体だけでなく心にも影響を与えます。普段健康な人でも、気分が乗らず、些細なことで落ち込みやすくなる傾向が。最近、仕事への意欲がわかない、やる気が出ない……というビジネスパーソンは、今の気候の影響を受けている可能性大です。

湿気の多い梅雨時期を健康に過ごすには、不要な水分を効率よく排出し、血の巡りをよくすることがカギになるでしょう。

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