「芥川賞・直木賞」をどれだけ知っていますか 思わず人に話したくなる薀蓄100章

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61. 宮部みゆき、東野圭吾、北村薫なども、5回落選し、6回目にして受賞している

62. 道尾秀介は初ノミネートから5期連続で直木賞候補という記録を作り、5度目の正直で受賞を果たした

63. 伊坂幸太郎は5度の直木賞ノミネートと落選を経て、2008年には自作が選考対象となるのを拒否した

64. 夫婦で芥川賞、直木賞を受賞したのは、伊藤たかみ、角田光代。後に離婚している

65. 夫婦ともに芥川賞を受賞しているのは阿部和重、川上未映子。2人は受賞後に結婚している

夫婦、親子、兄弟受賞はこの人

66. 夫婦ともに直木賞受賞者というのは藤田宣永、小池真理子夫妻

67. 親子で直木賞を受賞しているのは白石一郎と白石一文

68. 吉行淳之介と吉行理恵は兄妹でともに芥川賞を受賞

69. 第131回芥川賞を綿矢りさと金原ひとみが受賞した際は、作品を掲載した『文藝春秋』の売上は雑誌として異例の100万部超を記録した

70. 芥川賞、直木賞の両方の候補になったことがあるのは吉本ばなな。いずれも受賞は逃している

71. 芥川賞候補から一転、直木賞を受賞したケースは、和田芳江、佐藤愛子、立原正秋、渡辺淳一、山田詠美、角田光代、車屋長吉など

72. 芥川賞設立時、最初の選考委員を務めたのは川端康成、佐藤春夫、瀧井孝作、菊池寛、久米正雄、小島政二郎、佐佐木茂索、谷崎潤一郎、室生犀星、山本有三、横光利一の11名

73. このうち谷崎潤一郎は選考に一度も出席せず、選評も残していない

74. 現在、最も長く選考委員を務めているのは1995年以来続けている宮本輝

75. 芥川賞作家で直木賞の選考委員になったのは松本清張、田辺聖子など

76. 直木賞作家で芥川賞選考委員になったのは、井伏鱒二、水上勉、山田詠美など

77. 第1回(1935年上半期)芥川賞を受賞したのは石川達三『蒼氓』

78. 第1回直木賞には、川口松太郎『鶴八鶴次郎』『風流深川唄』『明治一代女』が選ばれている

79. 第1回芥川賞候補には太宰治の名もあがったが、川端康成の選評には「作者目下の生活に厭な雲ありて」とあり、私生活の乱れなどを理由に落選している

80. 太宰治は芥川賞を熱望し、選考委員の佐藤春夫や川端康成に受賞を泣訴する書簡を数回送っている

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