都市伝説に感化されて、マニュアル通りのアピールをしても、面接では見透かされてしまいます。自分に合う企業や部署と巡り合うためにも、自分本来の良さや強みを伝えるようにしましょう。
もし、面接が苦手であれば、これまでの面接を振り返ってみるのも有効です。面接で自分をアピールしなくては、伝えなくてはという気持ちが先行して、コミュニケーションが一方的になっているケースが少なくありません。
そこで有効なのが、面接で何を聞かれたか、そのとき自分はどう答えたかを振り返り、書き出してみることです。箇条書きで構いません。質問と回答のズレに気づいたら、次回はどう答えたらいいのかを考えるヒントになります。
最終面接の前にしておくべき2つのこと
ここまで未内定者が今すぐすべきことをお伝えしてきましたが、最終面接までにしておきたいのが、「家族への説明」と「内定が出たらどうするか」をクリアにしておくことです。
家族の大反対で内定先を断るというケースが、時折あります。子どもを思ってのことではあるのですが、親は自分が知っている企業かどうかを判断基準にしがちです。そうした事態を避けるためにも、進みたい分野や仕事内容、これまでどんな会社にアタックしてどんな結果だったのかを伝えて、理解を得ておきましょう。
また、内定が出た後にバタバタしないよう、事前にきちんと対応しておきたいものです。面接においては、志望状況を企業に正直に言うべきです。「他社はいっさい受けていません」は、あり得ないことを企業も承知しています。第一志望といっておきながら内定後に「(意思決定は)ちょっと待ってください」では、おかしなことになります。そこを誤魔化しても決してプラスにはなりません。
「この分野であれば、御社で働かせていただきたい」「第一志望群にしている」「他に、御社に準ずる会社を2社受けています」など、誠実に答えておくべきでしょう。
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