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京都「超内向き」気質が今、様変わりしている 気鋭の若手リーダーたちが打ち出す一手

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また格式高い京都の寺においても、若手の住職を中心にグローバル化が進んでいる。前述の『禅 いまを生きる』のイベントにも登壇された妙心寺退蔵院副住職の松山大耕氏は、ダボス会議にも参加されるなど、グローバルに禅文化の紹介をされている。

「日本人としての強み」が活路になる

アイデンティティの確立から、周りの見え方が変わることも

「全身全霊をかけて一つのことに打ち込むことによって道が開ける」ことなど、日本人でなくても非常に分かりやすい表現でお話されるのが同氏の特徴。シンプルかつ、ビジネスシーンでも応用できる深さもあることこそが、世界のグローバルリーダーの関心を高めているゆえんだろう。

筆者は以前、外資系企業で働いていた当初は、海外の猛者たちの中でなかなか成果が出せず苦しんでいたのだが、原点に帰って「日本人としての強みを生かす」ことで、活路を見出せたことがある。「京都の伝統文化」を自分の言葉で自信を持って説明できるだけで、組織の中でのアイデンティティの確立につながり、周りの見方が変わってきたのだ。

はじめはグローバル化に伴う外からの要請ありきだったかもしれないが、世代交代も相まって、今までにないほど「開けてきた」京都。私のような初級者にも、また上級者にも、外国人にも、日本人にも、訪れるたび新たな発見がある都市だ。個人的には、これから海外に出ようという日本人にこそ、「今さら」と思わず京都を知ってほしいと願ってやまない。

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