週刊文春は「スクープ量産」の好循環に入った

「文春リークス」には情報提供が続々

木本:それでもめげずに「面白くなるようなオンナの子そろえますんで行きます」と返ってくる。それも、「いまのご時世たくさんで飲んだりすると怖いから」と言うと、「じゃあ私ひとりでコッソリ行きますよ」と。「でもそれはそれで居づらいだろうから」と拒否しても、その後、セクシーな写真をドーンと送ってくるんですよ。

新谷:相手も芸能人なんですよね。同一じゃなくて、何人かいるんですよね。

木本:そう思います。で、狩野にコッソリ聞いたら、「いや木本さん気をつけてくださいよ」って(笑)。

文春リークスには情報提供が殺到中

新谷 学(しんたに まなぶ)/1964年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、文藝春秋に入社。「スポーツ・グラフィック・ナンバー」「マルコポーロ」「文藝春秋」編集部やノンフィクション局第一部長を経て、2012年4月「週刊文春」編集長に就任。「メリー喜多川独占インタビュー」「ベッキーと川谷絵音の不倫」「甘利大臣金銭授受疑惑」「育休議員、宮崎謙介のゲス不倫」「舛添都知事の公用車での別荘通い」など特大スクープを連発している

新谷:狩野さんの報道があった時には、編集部にもたくさん、「ワタシもワタシも」とオンナの子から山ほど情報提供がきました。

木本:オンナの子からすると、世の中に出るチャンスだと思った人が多いんでしょうね。それを僕も実際に肌で感じたという。文春の影響力はすごいです。でも、この子たちのバックになんかあるんでしょうか。

新谷:もちろん純粋な被害者もいますが、売名行為の人も交じっていると思います。うちは、「文春リークス」というのをやっていて、ここで情報提供を求めています。じゃんじゃん来ますよ。いまの時代、動画とか音声もついてくるんです。

木本:ちょっと街中でご飯食べている芸能人がいるとかね。

新谷:もちろん、そのまま記事になることはないんですが、何かのヒントになることはよくあるし、どれとは言えませんが、これをきっかけに大スクープになったこともあるんです。

読者からの情報をインターネットで募集している

木本:ああ、スクープに直結ですか。いまは、みんなが情報提供をしたい気持ちになっているんですね。

新谷:木本さんもなにかあったらメール下さいよ。芸人仲間の情報を(笑)。

木本:ははは。後輩の芸人がこんなことしてますよ、とか。

新谷:ハニートラップにかかってみるのは本当に面白いと思う。

木本:僕も一瞬乗っかってみるのも面白いと思ったんですよ。ただ、ひとりでやってもね…。

新谷:それは企画でやらないとね。クライマックスで『どっきりカメラ』の野呂恵介みたいに「週刊文春デジタル」の看板を用意して出ると面白いな。

木本:ドッキリにかけられた女の子がキレまくる映像も撮れそうですよね。

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