アマゾン本社へ行ってみた(上) 徹底して犬に優しい

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ちなみに2人とも社内で犬を飼ってはいないそうだ。「猫を飼ってもいいのか」と尋ねたところ、「飼っている社員を見たことはない」とのことだった。

さて、DAY1NORTHビルを出ると、リパブリカン通りを挟んで向かいに建っているのがルーファス(RUFUS)ビル。ルーファスは、アマゾン本社に最初に通っていた犬の名前だ。こんなところにも、”愛犬精神”が表れている。

テリー通りをはさんで、RUFUSビルの向かいにあるのが、ウェインライト(WAINWRITE)ビル。ウェイン・ライトさんは1994年にアマゾンが簡素な本屋をネット上に開設した際、最初に本を購入したお客さんの名前だ。

繰り返しになるが、なんといっても、犬には優しい。犬が水を飲みやすいように、外にある水飲み場もこんな風になっているのだ。大型犬を連れている社員が多く、さっそうと犬連れで歩いている。ウンチ袋についても、周辺にこんな(↓)ポストがたくさん置いてあるから安心だ。

犬を連れて出勤している社員なんてホントにいるのか、と疑う読者もいるだろう。そこで周辺を散歩中の社員を撮影してみた。以下の2点が犬連れアマゾン社員である(ベルトのところに社員証が付いていたので、社員であることは間違いない)。

タイ料理、イタリアン料理、中華料理・・・・・周辺にはおいしそうなランチを食べられそうな店がたくさんある。喫茶店、バーなども多い。ワゴン車による移動販売業者もアマゾン社員を目当てにやってきている。会社の外へ一歩飛び出せば、食事をする場所はいくらでもある――アマゾン本社キャンパスは、実に恵まれている。

それでも本社には社員専用のカフェテリアだってある。次回(下)はカフェテリアの様子から紹介していこう。

山田 俊浩 東洋経済 記者

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やまだ としひろ / Toshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プログラムに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。2014年7月から2018年11月まで東洋経済オンライン編集長。2019年1月から2020年9月まで週刊東洋経済編集長。2020年10月から会社四季報センター長。2000年に唯一の著書『孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

 

 

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