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アマゾン本社へ行ってみた(上) 徹底して犬に優しい

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どこもかしこも、シアトルコーヒーの濃厚なフレーバーが漂っている。コーヒー嫌いの場合、ちょっと働きにくいかもしれない。

壁に張られた鉄板に描かれたモンスターの落書き。これは、もともとこの周辺に建っていた廃墟に描かれていたものだという。こんなものまで保存しているのだが、これはアマゾンではなく、バルカン社の趣味のようだ。

バルカン社は地元の芸術家が製作した彫刻などの作品もビル周辺に飾っている。そのため、ダウンタウンから離れた場末ながらも、なんともアーティスティックな雰囲気を醸し出している。

こちらはVAN VORSTビルのエレベーターである。エレベーター内はアクリルのボードになっており、ホワイトペンも置いてある。自由に書き込みをできるという設定だ。

これはアマゾンの特徴で、あらゆる場所にホワイトボードが張られている。社員同士がボードを前に議論を戦わせることもできる、というわけだ。しかし、実際に議論をすることは少ないだろう。何しろVAN VORSTビルは低層ビルであり、議論を始めたらすぐに目的地に到着してしまう。

徹底して犬に優しいアマゾン

続いてDAY1 NORTHビルに移動してみよう。受付もひときわ立派であり、ここがどうやら中心的なビルのようだ。しかし、ベゾスCEOの仕事場所がここなのかどうかはわからない。ロジャースさんに聞いてみたところ、「セキュリティの問題があるので教えることはできません」との答えだった。

これがDAY 1 NORTHビルの受付。右側の白く囲まれた場所は受付用のバックヤードスペース。なんともシンプルである。

天井からぶら下がっている照明はなかなかおしゃれ。しかし、よく見れば、むき出しのランプのコードを紐で縛っただけのもの。直視するとやたらとまぶしい。ちなみに、入り口の横においてある赤いものは雨振りの日が多いシアトルでは不可欠な傘だ。受付のカウンターには犬用のおやつも置かれていた。

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【社員のコラボを重視した設計】

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