アマゾン本社へ行ってみた(上) 徹底して犬に優しい

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2つのDAY 1に挟まれた真ん中の小さなビルがVAN VORSTビル。まずはこの小さなビルの中から見ていこう。入ってすぐのところには、すわり心地のよさそうなソファーがたくさん並んでいる。社員のためのコミュニケーションスペースだ。ここには耐熱ガラスに囲まれたおしゃれな暖炉もある。

壁には世界の雑誌や新聞に紹介されたアマゾンについての記事などが飾られている。残念ながら、日本語で書かれた記事はなかった。棚の上をみると、ダンボールの小箱がオブジェのように飾られている。徹底した倹約で知られるアマゾンらしさが表れているといえるだろう

倹約振りは徹底しており、自慢のポイントはいろいろある。天井からぶら下がっているこの照明をよくみてほしい。紐のような外枠の飾りは、ダンボールを縛るためのテープだ。

そして、下の写真のドアはもともとこの付近に建っていたビルの内装をそのまま残したものらしい。バルカン社は自然環境やその地域との調和を重視した再開発を指向しており、そのことがこうした内装にも表れているのだという。

ちなみに古いドアの奥に見えているのがカフェテリア。社内のいたるところにコーヒーを飲むためのスペースがある。ベゾスCEOは大のコーヒー好きで知られる。ロジャースさんに、コーヒーを好きかどうか聞いてみた。「僕はノンカフェインのコーヒーしか飲めない」そうである。

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