「旅先でランニング」、ホテル大手が新戦略

ウェスティンが靴大手と提携

今回、NBと提携して行うトレーニングアイテムの貸し出しもそうだし、ランニングコンシェルジェが付いて、そのランニングをサポートしたり、さらにワークアウトする施設をきれいに快適な状態にしたりといった形でのサポートを提供したい。また、健康への意識については世代的な要因もあるだろう。比較的若い世代の人たちは出張時や旅行時に、現地に適応する時間なども簡単に見つけて、調整することが上手だからだ。

走るという個人的な趣味と仕事が組み合わさった

――先進国やアジア諸国の中でも、日本は治安がよい。夜中に1人で走っても強盗にあったり、危ないことに逢うこともまずない。ランニングコンシェルジェが付いていても、ホテル外のコースを走ってもらうサービスは、地域によっては成り立ちにくいのでは。

もちろん滞在客の安全が一番。安全とわかっている場所で、お客様がどこを走ったらよいかわからないというときに提供するサービスだ。このコースを走ると気持ちいいですよといったガイドツアーのようなもので、有意義に使ってもらえると思う。

当然、一部の地域ではホテルの周辺を走っていただくのはあまり治安上ふさわしくないこともある。そうしたところでは、ホテル内のジムでパーソナルトレーナーが付き、お客様のワークアウトをサポートしていくというサービスを提供している。

――ポビネリさん自身は、日常や旅行時などにランニングをすることはあるのか。

ええ、走ります。実はトライアスロンが好きで、15年ぐらい続けている。トライアスロンはランニング-水泳-自転車を組み合わせたスポーツだ。家族も走るのが大好きだし、情熱的といっても過言じゃない。走るという個人的な趣味と、仕事とが今回は組み合わさったことで、私にとっては願ったり叶ったりだ。

(撮影:吉野純治)

 

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