水星の「太陽面通過」を観測、10年ぶりの天体ショー 7時間半かけて太陽の表面を「通過」
[ケープカナベラル(米フロリダ州) 9日 ロイター] - 水星が太陽の前を横切る「太陽面通過」という現象が9日、米国で観測された。地球と太陽の間に水星が並ぶことは珍しく、100年に13回程度しか見られない、貴重な天体ショーだ。
小さな黒点のように見える水星は、1112GMT(日本時間午後8時12分)に太陽の縁に姿を現し、それから7時間半かけて太陽の表面を「通過」した。
米航空宇宙局(NASA)の惑星科学部門を率いるジム・グリーン氏は「遠近感のせいで」このように見えると述べた。
前回この現象が観測されたのは2006年。次のチャンスは2019年、その次は2032年だという。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事