この連載では、『なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?』『インパクト志向』の著者であり、靴のネット通販を営むロコンドの田中裕輔さんが、各界で大きなインパクトを与える新世代リーダーと対談します。第1回目はチームラボ社長として、ウルトラテクノロジスト集団を率いる猪子寿之社長です。
田中:ぼくは「ロコンド」という靴のECサイトを運営しているんですが、まだまだ駆け出しの身なので、いろいろな方に会って勉強したいと思い、この連続対談企画「インパクト対談」を始めました。第1回の相手が猪子さんなんです。
猪子:光栄です。
田中:ぼく、マッキンゼーにいたんですけど、猪子さんはマッキンゼーがお嫌いだと聞きました(笑)。
猪子:ええっ?!
田中:大嫌いだといううわさが(笑)。
猪子:嫌いとか、言ってないよ~。
田中:マッキンゼーには確かに同じようなタイプの人間が多くて、ちょっと違うタイプの方にお話を聞きたいな、と。それで今回の対談にあたって、チームラボのことを少し勉強したんですけど、よくわからないことがあって。
猪子:……靴、買うんですか?
田中:えっ? 誰がですか? お客様がですか?
猪子:うん。
田中:結構、買っていただいています。今月は一応、月商3億円ぐらいはいけそうな感じで。
猪子:わー、すごい!!!
田中:まあなんとか。これを早く3倍、10倍にしようってことで、特に起業家で成功されている方からいろいろ学びたいんですが、まずチームラボの事業内容というか、どうやって儲けてるのかな? と、単純に疑問に思ったんですが。
何か制作をしてビジネスをやるということなのか、それとも、とりあえずアートを作って売るということなのか。
猪子:いや、とりあえず普通に制作をして、ソリューションして。
田中:先に受注があって作るという感じなんですか?
猪子:そうですね。
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