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カジノは世界基準の「おもてなし」の宝庫だ 税収5000億円は子育て支援に使えばいい

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  • 小池 隆由 キャピタル&イノベーション代表取締役
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私は日本企業がカジノの運営を全くできないとは思いません。しかし、あまりにノウハウがないので、最初から日本の企業だけでやるというよりは、外資企業との合弁で学習する期間が必要ではないかと思います。なぜなら、いきなり自分たちだけでやって大きくつまずくわけにはいかないからです。

かといって完全に外資企業に任せてしまうと、雇用の問題などで国民に不公平感を抱かせてしまう危険性があります。ですから、ある程度は合弁という形で事業を展開し、その間にノウハウを吸収し、ゆくゆくは違う場所で日本企業が単独で展開するという方法がいいのではないでしょうか。

日本の著名な識者の中には、“カジノ無しのIRをつくれ”と言っている人もいますが、私は、それは心臓のない人間のような話で、土台無理なことだと思います。なぜかと言うと、巨大なIRをつくっても、それを維持するための財源になるのはカジノの収益だからです。それはどこのIRでも同じことです。社会に対する影響力を持っている人には、事実を踏まえた話をしていただきたいと思います。

MGMのディーラーはお客さんに対して親切

──松井さんは、外資の中ではMGMを非常に高く評価しているようですが、それはなぜですか。

実際に行ってカジノをやってみれば分かりますが、MGMのディーラーはお客さんに対して圧倒的に親切なのです。お金を巻き上げてやろうというのではなく、本当に何とかして楽しませてあげて、そのテーブルでできるだけ長く遊んでもらおうとしているのがひしひしと伝わってくるのです。非常にフレンドリーで、つっけんどんなディーラーはいませんし、アジア人に対する差別もないので、私はいつも楽しく遊ばせてもらっています。

その意味では、MGMは一般庶民が楽しむ場所にしようということを非常に意識しているように感じます。例えば現代のスロットマシンはコンピュータ制御で、なかなか当たりませんが、MGMでは昔ながらの機械式の当たるスロットをいまだに置いています。これもファンサービスの最たるものです。こういう姿勢は非常に大事ですし、大いに評価すべきだと思います。

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