日ロ外相が早期の平和条約交渉入りで一致

「前向きな議論ができた」

 4月15日、日ロ両外相(写真)は都内で会談し、安倍晋三首相の訪ロ後、できるだけ早期に次官級協議を開いて平和条約交渉に入る方針で一致した。(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 15日 ロイター] - 日ロ両外相は15日に都内で会談し、安倍晋三首相の訪ロ後、できるだけ早期に次官級協議を開いて平和条約交渉に入る方針で一致した。

岸田文雄外相は会談後の記者会見で、「相互に受け入れ可能な解決策を具体的に作成していくうえで、今後の交渉に弾みを与えるような前向きな議論ができた」と、今回の会談を評価した。

一方、ロシアのラブロフ外相は、「今は外務当局同士で有意義な意見交換を行っているが、意見交換だけでなく、互いの立場を調整する段階に移ることを期待したい」と述べた。

近く行われる安倍首相のロシア非公式訪問については、具体的な時期と場所を詰めていくことを確認した。

平和条約の締結をめぐっては、北方領土の帰属問題の解決を前提とする日本と、第2次大戦の結果として旧ソ連領になったと主張するロシアの間で考えに隔たりがある。

 

(久保信博)

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