英語の会議で重宝する「5つの決めフレーズ」 外国人との打ち合わせ、あなたは大丈夫?
続いて、Is everyone here?「みなさん、おそろいですか?」などと出欠の確認をしてから、Let’s get started.と始まりを告げます。Let’s start.ももちろん使えます。意味の違いはほとんどないのですが、Let’s start.は「私たちがミーティングを開始する」と「人=私たち」が主体、Let’s get started.は「ミーティングが開始している状態になる」と「ものごと=ミーティング」が主体という微妙なニュアンスの違いがあります。
同様に、「行きましょう」と表現したい場合も、Let’s go.とLet’s get going.のふた通りの言い方ができます。
さて、ミーティングの開始を宣言したら、Thank you for attending today’s meeting.「本日のミーティングにご参加いただきありがとうございます」、Thank you for joining us today.「本日はご参加いただきありがとうございます」のように参加のお礼を述べるのを忘れないようにしましょう。
その他、I’m glad to see all of you.「みなさまにお会いできて嬉しいです」のように歓迎の気持ちを伝える言い方もあります。
発言するときには
次にご紹介するのは、討議中にかなり使える「きっかけフレーズ」。
討議の途中、あるいは相手の発言の途中に割り込みたくても、なかなかうまく入れず、チャンスをうかがっているうちに次の話題に進んでしまったという経験をした人は多いのではないでしょうか。
いずれにしろ、いきなり割り込むのは失礼ですから、とても丁寧な「許可」の意の助動詞mayを用いて、ひと言断ってから発言するといいでしょう。
他にも、May I cut in here?「ちょっとよろしいですか?」、May I interrupt you for a moment?「ちょっと割り込んでもよろしいでしょうか?」などのように言うこともできます。cut in、interruptは、いずれも「話をさえぎる、急に話に割り込む、話の邪魔をする」という意味です。
あまりに議論が白熱していて、こちらの言うことが素通りされてしまったときや、聞いてもらえないときには、自分に注意を向けさせるため、ちょっと声のトーンを上げて、Excuse me!「すみません!」と言ってみるのも、もちろん有効です。
会議で便利なフレーズ、3つ目はこちらです。
肯定的なコメントは、ミーティングを活発、かつスムーズに進める潤滑油になります。That’s interesting. 「それは興味深いですね」、That’s important. 「それは重要ですね」、That’s true. 「その通りです」などのように応用することができます。
一方、否定的なコメントをする場合は、相手の人格を傷つけないように心がけます。I’m afraid but, I’m sorry but~のように、「残念ながら~」と冒頭にひと言付け加えるといいでしょう。例えば、I’m sorry, but I don’t think that’s true.「残念ながら、私はその通りだとは思いません」のようになります。
会議の中で、すぐに意見が言えず、ちょっと考えたいときもありますよね。そんなときは、「つなぎのフレーズ」が便利です。
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