英語の会議で重宝する「5つの決めフレーズ」 外国人との打ち合わせ、あなたは大丈夫?
意見を求められたときに、考えがまとまっていない、あるいは意見がなかったとしても、黙り込んでしまうのはNGです。討議の内容に興味がない、あるいは理解していないと誤解される可能性が大きくなります。
そのようなときは、yet「まだ」とともに、I haven’t formed an opinion yet.と言えば「今のところまだ準備ができていないけど、あとから発言します」という含みを持たせることができます。formは「(考え、意見などを)まとめる」という意味の動詞です。
現在完了形を使いこなす自信がちょっとない場合は、シンプルな現在進行形を用いて、I’m still thinking.「まだ考え中です」でもOKです。もう少し時間が必要であることが伝わります。ちなみに、回答するのに時間を稼ぎたいときによく使うフレーズ、Well, that’s a good question.「そうですね、これは良い質問ですね」があります。
正直に、I need time to think.「考える時間が必要です」、That’s difficult to answer.「答えるのが難しいです」、Just a moment, please.「ちょっと待ってください」などと伝えてもいいのですが、少し考えれば答えられそうなときにこのフレーズを用いて、時間を稼ぎながら答えを探します。
なお、くれぐれも、I don’t know.「わかりません、知りません」と言わないように気をつけましょう。ぶっきらぼうで、相手を突き放したような感じがあります。その場合は、I’m not sure.「わかりかねます」を用いれば、丁寧なニュアンスを出すことができます。
最後は、ミーティングをきっちりまとめる「締めフレーズ」です。
wrapは日本語でも「ラップする」と言うように、「包む、くるむ、巻く」という意味ですが、wrap upで「(ミーティングや議論などを)終わらせる」という意味の決まり文句になります。そして、itが「ミーティングや議論」を指しています。なお、Let’s finish up here. 「ここで終わりにしましょう」でもいいでしょう。つまり、この前置詞upは、「(完全に/ちゃんと)~し終わる」という意味になります。
最後にミーティングへの参加のお礼を述べると同時に、活発な意見が交わされた場合は、It was a great meeting.「素晴らしいミーティングでした」、We had a good discussion.「いい話し合いができました」などと、簡潔に評価をするといいでしょう。
ある程度決まった表現は何度も繰り返し練習
自由に自分の意見や意志を表現できるようになるのには時間がかかりますが、幸い、ミーティングで使う英語をはじめ、ビジネス英語では、場面ごとで使う表現がかなり定型化されています。
ある程度決まった表現に関しては、何度も繰り返し練習することによって、自然に口から出てくるようになります。
トレーニングを積んだら、あとは場数を踏むだけです! 実際に多くのミーティングに参加をして、英語力を鍛えていきましょう。Good luck!
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