「ごきげんよう」終了と「めちゃイケ」続行の差

「テレビの看板」長寿番組に何が起きているか

長寿番組の続行と打ち切りを左右するポイントは何か?(撮影:尾形 文繁)

3月31日の放送で、『ごきげんよう』(フジテレビ系)が31年、『昼ドラ』(フジテレビ系)が53年の歴史に幕を下ろしました。2年前の『笑っていいとも!』(フジテレビ)に続く昼の長寿番組終了をめぐって、ネット上には「仕方ない」「潮時かな」と「寂しい」「ありえない」の賛否両論。

一方で、「この春で打ち切り」といううわさが何度も流れた放送20年の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系、以下『めちゃイケ』に略)、放送19年の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系、以下『みなおか』に略)の続行が明らかになりました。

ともに視聴率の低迷が叫ばれて久しいだけに、メディアもネット上の声も「意外」という反応がほとんど。しかし、長寿番組に関するニュースはそれだけではなく、放送23年の『NHK歌謡コンサート』が終了したほか、放送22年の『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)が石坂浩二さんと吉田真由子さんの降板、放送21年の『ためしてガッテン』(NHK)が番組全面リニューアルするなど、それぞれ過渡期を迎えている様子がうかがえます。

私たちが長年親しんできた長寿番組に何が起きているのか? 続行と打ち切りを左右するポイントは何なのか? その他の長寿番組は大丈夫なのか? 各局やタレントの思惑を絡めて読み解いていきます。

長寿番組にも「流れ」の助けが必要

テレビ以外の娯楽が増え、ネットや録画機器が発達して、「リアルタイムで視聴してもらうことが難しい」時代になりました。『ごきげんよう』『昼ドラ』がリニューアルではなく終了という形を選択したのは、「情報番組をリレーする“15時間生放送”でリアルタイム視聴を増やそう」という狙いにほかなりません。また、単独で視聴者を引きつけられる番組が減ったことで、「前後の番組を絡めた“流れ”で見てもらおう」という考え方の定着も理由の1つと言えるでしょう。

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