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「ごきげんよう」終了と「めちゃイケ」続行の差 「テレビの看板」長寿番組に何が起きているか

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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年々、「ためになる」生活情報系のバラエティー番組が増える中、もし『めちゃイケ』『みなおか』が終了したら……純粋なお笑い系のバラエティー番組はいよいよ絶滅しかねません。しかし、今はそんな“絶滅危惧種”でも、生き残って試行錯誤を続けていれば、いずれまた増える可能性も大きいだけに、しばらくは我慢や覚悟が問われているのではないでしょうか。

「長寿番組の第一人者」タモリの名言

最後に、私が「長寿番組の司会者と言えばこの人」と思っているタモリさんと加藤浩次さんのコメントを紹介しておきましょう。

これまでタモリさんは、放送33年の『タモリ倶楽部』、放送31年の『笑っていいとも!』、放送30年の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)。加藤さんは、放送15年の『スーパーサッカー』(TBS系)、放送12年の『がっちりマンデー!!』(TBS系)、放送10年の『スッキリ!!』(日本テレビ系)の司会を務めてきました。

昨年、タモリさんは長寿番組の秘訣を聞かれたとき、「反省しないこと。頑張らないこと」と言っていました。また昨年、私が加藤さんに同様の質問をしたとき、「自分のできることをやるだけ。無理してもボロが出る」と答えたように、2人はほぼ同じ考え方だったのです。「長い期間放送していると、さまざまなことが起きるし、逆にまったく同じ状況は2度とないくらいだから、マイペースでやっていくほうがいい」ということなのでしょう。

悪いことが起きたときも、反省しすぎたり、頑張りすぎたり、無理はしない。そんな考え方が、視聴率の上下に一喜一憂しがちなテレビマンへのヒントになるような気がします。

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