「猫は失敗をするとグルーミングをする」と述べましたが、これは身を清める、キレイにするという意味もあります。私たち人間も、嫌なことがあったときには、簡単な掃除をしたり、少しだけ机回りを片付けるなどをしてみましょう。
「ちょっとだけ」というのがコツ。本格的にやろうとすると腰が重いですからね。少しでもキレイになると不思議と気分もスッキリ。気分転換にもなりますね。
音楽を聞き、深呼吸し、とにかく寝る
意外にも猫は音楽好き。音楽が流れると、耳を立てて聞き入ります。
うちの猫たちは、ジャズやクラシックが好きです。演歌も好みます。じっと耳を傾けて聞いて、「自分はこの音楽をちゃんと理解しているのだ」というような顔をします。
嫌な感情を洗い流すには音楽は最高ですね。音楽がないときは小鳥のさえずりなど、耳を澄まして音を探してみましょう。
耳を澄ますことで不思議と心が落ち着くものです。
これは笑っちゃうことなのですが、猫は思い
通りにならなかったときに、「ふんっ」と息を漏らすのです。肩の力を抜いて、まるで「ため息」をついているよう。それで気分転換できるのか、そのあとはすっかり忘れてしまい、自ら腕枕をして眠りについたりします。
ただし、職場で「ため息」ばかりついていると嫌がられるので、代わりに「大きな息をする」「深呼吸」をしてみることで、気持ちがちょっと冷静になれるものです。
猫は落ち込んだ時、つらいことがあったとき、よく眠りの世界に逃げ込みます。「とりあえず、まあ、寝るか」という感じでしょうか。それで起きてみると、だいたい起こったことはすっかり忘れちゃっています。人間界にも「フテ寝」という言葉がありますよね。とりあえず一眠りしてみると、スッキリするってことがあります。寝て起きてもまだ引きずっていることはありますが、時間とともに少しずつでも確実に立ち直っているはず。
みなさんもぜひ試してみてください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら