イケメン弁護士が直面する恋愛と結婚の現実

弁護士の婚活事情最前線<3>

そんな彼は、大手事務所で共に働いていた弁護士たちが独立して立ち上げた、港区の法律事務所に勤めている。事務所が扱う案件自体は、企業関係のものが多いが、若手の今は、まずはジェネラリストを目指し、どんな仕事にも全力で取り組んでいるという。

アメフトで鍛えたたくましい体型の涼太は、いかにも頼りがいがありそうで、クライアントは安心して事件を任せられることだろう。

モテる要素しかないのにいつも振られる男

イケメン弁護士

涼太の恋愛パターンは、いつも決まっている。彼の目立つ外見に心惹かれた大勢の女性に言い寄られ、その中から自分も好きになれそうな女性と付き合い始めるが、なぜか最後には彼女の方から別れを告げられてしまう。

モテることの定義は人それぞれである。モテる=多くの人から言い寄られることならば、涼太はその華々しいスペックのとおり、とてもモテる。しかし、モテる=たとえ人数は多くなくても、異性から深く愛され大切にされることなら、涼太は必ずしもモテるとはいえなそうだ。一体なぜなのか。

「恋愛においてギャップって普通はいいことだよね。でも、俺の場合、悪い意味でのギャップがあるっていうか。俺、ずっとアメフトやってたし、今も体鍛えてるから、かなり筋肉ある方だと思う。身長も高いし。そういうたくましい体形で、一見頼りがいがありそうに見えるでしょ? でも、実は、女の子に頼られるのってあんまり得意じゃないんだよね…」

たしかに、マッチョな体型に綺麗な顔立ちをした彼は、女性からしたら、お姫様だっこをしてどこにでも連れて行ってくれ、何か困ったことがあったら全力で守ってくれる王子様のように見えるに違いない。ところが、涼太は、デートのプランも、どちらかというと女性に決めてほしいタイプだという。

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