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ユニクロ無敵伝説が完成?「+J」で問いかける新しい価値《それゆけ!カナモリさん》

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  • 金森 努 青山学院大学経済学部非常勤講師
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■+Jが問いかける価値

 2008年に「JIL SANDER」ブランドはオンワード樫山傘下となっており、その名前は使えないため「+J」というブランドが今回立ち上げられた。

そのブランドネームが記された製品タグには「Open the Future」と題された、メッセージが記されている。

Luxury will be simplicity.
Purity in design,beauty and comfort for all.
Quality for the people.
Basics are the common language.
The future is here: +J

 メンズノンノの記事からジル・サンダーのメッセージを引用する。

「私が考える服とは、誰にとっても快適で美しく、高価ではなくてもシンプルさの中に贅沢さが存在するものです。私にとって高品質と低価格の両立、つまりあらゆる人々に高品質なファッションを提供することは新しいチャレンジです」

まさしく、これこそが「+J」ブランドのコンセプトであり、両社の契約の意義であるといえよう。

従来のユニクロのラインナップと比べれば少々高価格帯ということにはなるだろう。また、昨今、「ユニクロは確かに品質も上がったが値段も高くなった」との声も聞こえる。

 

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