デキない若手ほど「ポテンシャルに自信」の謎 本当は秘密にしておきたい採用基準の必勝法

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「ポテンシャルに自信があります!」とアピールするデキない男Jr.と、ポテンシャルを自然と感じさせるデキる人Jr.。彼らの会話を分析すると、「ポテンシャル」の考え方が大きく違うことに気づきました。

デキない男Jr.の考える「ポテンシャル」は次の3つに集約されます。

デキない男Jr.が考える「ポテンシャル」はこの3つ

1. 素質

語学、IT、リーダーシップを培った経験、ビジネス経験といった現状のビジネススキルや、あるいは漠然としたビジネススキルのポテンシャルのこと。ビジネススキルは今後の勉強や経験で身につく部分が大きいので、就活時点や若手時期の「素質」は重要でないのですが、デキない男Jr.クンはスキルの「素質」がポテンシャルと勘違いする傾向にあります。

2. センス

着眼点の良さ、アイデアの独創性、表現力といった、仕事におけるセンスのこと。思考法や技術の問題なので今後身につけていくものなのですが、ビジネスの「センス」は持って生まれた天性のものと勘違いするデキない男Jr.クンはけっこう多いです。

3. おもてなし

気がきく、気くばりが上手、人のニーズをくむ「おもてなし力」のこと。ビジネスで相手の期待を察知するには経験や理論が必要で、現時点の「おもてなしポテンシャル」はさほど重要でありません。経験が少ないデキない男Jr.クンの気がきくアピールはだいたい失敗に終わります。

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