「結婚後も働きやすい会社」ランキング100 女子就活生必見!既婚率の高い企業は?

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電気の小売販売で最近話題となったKDDIは、女性既婚率でナンバー1(撮影:尾形文繁)

 既婚率1位はKDDI。「au」ブランドでお馴染みの大手総合通信会社だ。携帯電話とともに光回線事業も展開。子会社にCATV最大手のジュピターテレコムがある。ここ数年は増収増益が続き業績好調。2015年3月期に純利益が過去最高となり、2016年3月期、2017年3月期もさらに利益が伸びる見通しだ。

同社は男性社員8588人に対して、女子社員2083人と男性が圧倒的に多いが、既婚率が高いということは女性にとって働きやすい環境が整っているようだ。さらに、新卒女性正社員の3年後離職率が10%未満と低い水準にある。

子供を持っている女性社員は872人。女性社員の42%が子持ちということになる。子供を持って働くことに理解のある社風と想像できる。

第2位のアルパインはアルプス電気グループの車載機器メーカー。市販よりも自動車メーカーに直接納入する比率の方が高い。ホンダやBMW、アウディなどが主要顧客で、全売上高の91%が海外向けというグローバル企業だ。

女性社員の採用数は多くないが、平均勤続年数が20.3年と長い。ちなみに同社は平均勤続年数ランキングでも33位と上位に入る。新卒の定着率も高く、2011年と2012年に入社した新卒女性社員は3年間で1人も退職していない。女子社員158人のうち、子供を持っているのは99人。女子社員の63%が子持ちだ。

ケーヒンは平均勤続年数では第1位

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第3位のケーヒンはホンダ系の自動車部品メーカー。燃料供給系の部品が主力だが、幅広い分野の部品も製造している。ここ数年増収増益が続き、2017年3月期は純利益が過去最高になりそうだ。

アルパイン同様に女性社員の採用数は多くないが、2011年と2012年に入社した新卒女性社員は3年間で1人も退職していない。女性社員の平均勤続年数は23.5年と長く、平均勤続年数ランキングではなんと第1位。

第4位の三菱電機は総合電機3位の大企業。重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システムなどから白もの家電まで幅広く事業展開している。

第5位の新光電気工業は富士通系列で、半導体パッケージやリードフレームの国際的メーカー。売上高の85%が海外向けというグローバル企業だ。富士通系ではあるが独立色が強く 、富士通グループへの販売比率はそれほど高くない。

アルパインやケーヒン同様に女性採用数は多くないが、2011年と2012年に入社した新卒女性社員は3年間で1人も退職していない。女性社員の平均勤続年数は21.7年で平均勤続年数ランキングは11位だ。

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