円満な「主夫家庭」には、共通の心得があった 誰もが「昭和の母」にならなくてもいい

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白河:やっぱり女性って、みんな真面目なんですよね。特に営業をやっている女性は、体育会系の気風があって、上司にも頭ごなしにキツく言われる。そこにハマれる女性にとっては、職場はすごく楽しいでしょうし、実力も発揮できると思います。

ただ、上司は別にその人のプライベートのことまで気にしてくれるわけではないですからね。入社してすぐに「仕事のことしか考えてはいけない」と擦り込まれる、なんてこともあるようですが、それこそが大きな間違いなんですよね。

太田:会社では教えてくれないことですよね。ところで、主夫になるような男性とはどこで出会えばいいのでしょうか?

白河:出会うきっかけは皆さんそれぞれ違います。でも、女性の側からアプローチして、ゲットされているケースが多いみたいですね。やはりいろいろな場に行った方がいいと思いますよ。特に、異業種の人がいるところに行くのがオススメです。

「主夫」の形もさまざま

太田:じゃあ、いつも行くような場所よりも、まったく畑違いのところにもあえてチャレンジしてみるのがいいですかね。

白河:そうそう。同じゴリゴリ営業職の人と飲んでいても、何も始まらないですから。

太田:主夫の人って、初めから主夫になろうと思っているわけではなくて、仕事人として鍛えられてきた方が多いのかなって、この本を読んで思ったのですが。

白河:そこは人によるし、世代によっても違うと思います。でも、この中で本当に専業という人は少なくて、何らかのフリーランスの仕事に就いている人が多いですね。兼業と言っても、どうしても子育て時期はそちらにかなり時間もパワーも割かれますし。

太田:営業の世界では、女性には男性とは違う勝ちパターンができてくるものですが、それと同じように、主夫も昭和の専業主婦の皆さんを真似するだけではうまくいかない。この本でもそう触れられていますね。

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