余裕資金あれば、長期保有できる銘柄を狙え 好配当を実施、株主優待の手厚い銘柄がいい

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【1月8日(金)】NYダウは、392ドル安の1万6514ドルと3カ月ぶりの安値水準。日経平均は69円安の1万7697円と大発会から5日続落で戦後初。上海総合指数は61.41高(1.97%)の3186.41と反発。米、12月の雇用統計は29万2000人増と市場予想を大きく上回る。

【1月9日(土)】午前3時、日経225先物は250円安の1万7440円、NYダウは167ドル安の1万6346ドルと雇用統計が良かったにもかかわらず下げる。

新年初の利益確定は信用売りの買戻し

【1月12日(火)】10時39分、上海総合指数3000ポイント割れは2015年9月16日以来。14時59分45秒、日本水産を625円(前日比17円安)で2000株返済買いし、5万8470円の利益確定。12月29日に655円で2000株新規信用売りしている。新年初の利益確定は、滅多にしない信用売りの買戻しの利益確定となった。

日経平均は、479円安の1万7218円と6日続落で年初から1814円(9.53%)も下落しているというのに、日経225採用銘柄の日本水産は、証券会社のレーティングを上げて急騰した後だというのになかなか下がってくれない。15時15分、日経225先物は600円安の1万7090円で引けた。

【1月13日(水)】NY原油は12年ぶりに一時30ドル割れとなったが、NYダウは117ドル高の1万6516ドルと反発。アゴーラ・ホスピタリティー・グループ(9704)を38円で2000株買い計4万株保有。13時48分、ゆうちょ銀行(7182)を1575円で5000株買う。12月29日に1780円で5000株買っており、お得意のナンピン買い。日経平均は496円高の1万7715円と7営業日ぶりに反発。今年は暖冬で遅い初氷となったようだが、株式相場は厳冬だな。

【1月14日(木)】午前3時、日経225先物は270円安の1万7430円。NYダウは364ドル安の1万6151ドルと3カ月半ぶりの安値。9時57分、日本水産を610円(前日比35円安)で4000株返済買いし、5万5383円の利益確定。12月25日に645円と605円で各2000株新規信用売りしている。本日の日本水産の終値は、29円安の616円。

こんな大暴落の中でもビックカメラ(3048)は、逆行高し50円高の1065円。昨日、平成28(2016)年8月期第1四半期決算を発表しており、営業利益は、31.95億円で前年同期比35.8%増益を好感した。昨年11月26日にビックカメラの株主総会へ出席し、その様子は、12月15日にアップした記事に書いたが、総会では10月の国慶節(中国の大型連休)中の売上高が前年同期比204%という報告があった。

中国バブル崩壊の影響はインバウンド需要にどんな影響を与えるのだろうか。思うに、高級ブランドバックや時計などは影響を大きく受ける可能性はあるが、炊飯器や空気清浄器、ウォシュレットなどへの影響は小さいのではないか。

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