虫歯治療したのにまだ痛い人に教えたい真実

詰め物を入れたのに芳しくない時の対処4選

なんで治療したのに痛いの!と歯医者さんを恨む前に確認しておきたいこと(写真:AH86/iStock)

虫歯の治療が終わってやっと銀歯やセラミックの詰め物(インレー)を入れたのに、なぜか歯が痛い! こんな経験をすると、歯医者さんに不信感を持ってしまうかもしれません。

でも、決して「銀歯やセラミックを入れた歯が痛い=虫歯が治っていない」というわけではないのです。筆者は歯や口周りの情報を「ムシバラボ」というサイトで発信していますが、その中でも紹介していることのひとつが「詰め物を入れたあとに歯が痛くなる理由」です。

詰め物を入れたあと歯が痛くなるのはなぜ?

詰め物を入れた歯が痛くなるのには、次のような理由が考えられます。

(1) 銀歯は熱を伝えやすいため

銀は非常に熱を伝えやすい材質です。銀歯を入れて日が浅いうちは、冷たいものの刺激で特にしみやすい状態にあります。

通常は日が経つにつれ、だんだんと落ち着きます。1週間くらいでいつの間にか何も感じなくなることが多いものです。

(2) 歯を削った後は神経が敏感になっているため

虫歯を取るときなどは、高速回転する器具で削って除去します。そのときに生じる振動や発生する熱の刺激により、内部の神経が多かれ少なかれダメージを受けてしまいます。これはどうしても避けられません。

このような神経のダメージも日が経つにつれて、だんだんと回復してくるのが通常です。しかし、神経のダメージは回復するのにある程度の期間を要することも多く、その間は神経が過敏になってしみやすい状態にあります。

(3) 神経がもともと弱っていたため

虫歯の被害が神経に届くまで深刻だと、冷たいものや熱いものなどでしみるようになります。その刺激を受けているうちに、神経は徐々に弱っていきます。

神経というのは歯の健康にとって非常に大切な存在です。歯医者さんはなるべく弱っている神経であっても、その後の回復を期待して神経を簡単には抜きません。結果、弱っている神経が銀歯を入れた後もしみることが多いわけです。

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