リクルート社長「株式上場で世界一を狙う」 峰岸真澄・リクルート社長

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 リクルートには、IT業務にかかわる人員が約1000人います。育成に関しては、独自開発の能力テストを全員に受けさせるほか、珍しい取り組みとしてIT専門の新卒採用を実施しています。中途採用にも一段と力を入れていくつもりです。

--国内外を問わず、注目している企業はありますか。

目標にしているという意味では、特にありません。ただ、人事のマネジメントや、海外でのガバナンスの方法などに関し、各社の事例を参考にさせていただいています。すべての会社がわが師のような感じです。ちょっと、きれいすぎますか?

■やんちゃだった、若き日の峰岸■

USENグループ会長の宇野康秀と、リクルート社長の峰岸真澄──。

実は2人は大学時代からの仲だ。宇野は明治学院大学、峰岸は立教大学で、イベントを企画するプロデュース研究会に所属。各大学をまたぐインターカレッジのサークルではともに幹部に就いた。特に峰岸は立教大プロ研の幹事長として学園祭を復活させた男。世はバブルの真っただ中で、学生は企業からの協賛金でパーティを開き、名刺を配りまくった時代である。

千葉県で美容院の息子に生まれた峰岸。裕福な家庭に育ったが、1987年にリクルートに入社してからは、持ち前の突破力ですぐに頭角を現したという。『カーセンサー』では伝説の営業マンで知られ、『ゼクシィ』などの立ち上げにもかかわった。

「周囲も含め、入社して1~2年はやんちゃもしましたよ。土日に繁華街で写真を撮りまくり、日めくりカレンダーを作って勝手に売ったり(笑)」(あるOB)。時代もまだのどかで余裕があった。

そんな峰岸もはや48歳。リクルートコスモスに入社しUSENに移った宇野は、すでに経営から身を引いた。一方、リクルートに残った峰岸は今、トップに立った。単に破天荒だけでない、ITにも詳しいスマートな峰岸。その手に巨艦・リクルートの行方が託されている。(敬称略)

みねぎし・ますみ
1964年生まれ。立教大学経済学部卒業後、87年リクルート入社。『ゼクシィ』創刊などに携わる。2003年ブライダル、国内旅行、自動車事業等担当執行役員、11年専務などを経て12年4月より現職。

※週刊東洋経済8月25日号「リクルートの正体」は全国大型書店、またはamazon等にて好評発売中

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